PMSは症状改善が可能【ストレスフリーにしまSHOW】

女性

生理前の身体の不調

さまざまな原因があります

看護師

月経前から月経がはじまるまでの期間はホルモンのバランスが変化するために様々な不調が現れます。体の不調としては頭痛や腰痛、食欲亢進やむくみといった症状があります。心の不調にはイライラや情緒不安定、気分がふさぐ等の症状が現れます。これらの症状をまとめてPMSと呼びます。PMSの多くは月経が始る3〜4日前に始まりますが、長い人だと排卵日頃から現れて月経と共に治まります。症状が軽い人を含めると月経がある女性の約8割が経験しています。PMSの原因は、はっきりとわかっていません。しかし月経周期に関連しているため女性ホルモンが関与しているといわれています。月経が終わってから排卵期まではエストロゲンが多く分泌されます。このホルモンは自律神経のバランスを整える作用があり体調をよくしてくれます。しかし排卵後はエストロゲンが減り、プロゲステロンが急激に増え始めます。このホルモンは体内の水分を保持したり、食欲を亢進させる作用があります。このためにむくみや食欲の亢進といった症状が現れてしまうのです。他にも快感を与えるβエンドルフィンや、心のバランスに関与しているセロトニンが月経前に低下することもPMSの原因の一つではないかと考えられています。

不調を軽減する対策

PMSのイライラを軽減するためにカフェインなどの刺激物をあまり取らないようにしたり、むくみの対策として塩分を控えるといった方法があります。またPMSは強いストレスで悪化することが知られており、ストレッチなどでリラックスすることも大切です。チェストツリーやセントジョーンズワートというハーブがPMSのイライラや倦怠感などに効果がよいと言われています。これらを取り入れる際の注意としてはピルと同時に飲むとピルの効果を下げてしまうことです。最近、カルシウムとビタミンDの併用でPMSの著しい軽減効果が認められたという報告が国内でありました。牛乳などに含まれる食事由来のカルシウムは肥満を抑制し、脂肪量を減らす効果があるとされています。報告では、PMSは肥満が始る年齢である40歳代から更年期にかけて比較的多く発症しているので、食事由来のカルシウムせ摂取が望ましいと付け加えられています。PMSのイライラなどによって他人とトラブルになったり、日常生活に支障が出るほどであれば、婦人科を受診して低容量ピルを処方してもらうことも大切なことです。